相葉雅紀 結婚しても「今の家族のような家族ができれば」

[ 2015年2月23日 21:00 ]

 嵐の相葉雅紀(32)が4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ「ようこそ、わが家へ」(月曜後9・00)で“月9”枠初主演を果たす。相葉が23日、3月上旬のクランクインを前に都内のスタジオで取材に応じた。

 13年に大ヒットしたTBS系ドラマ「半沢直樹」と同じ池井戸潤氏の同名小説が原作で、ストーカーの恐怖と企業の謀略に立ち向かう家族の姿を描く。相葉演じる主人公・倉田健太は温厚で誠実な会社員。ある日、駅で列に割り込んだ男を注意したところ、自宅への嫌がらせが始まる。さらに、父親は会社の不正行為に気づいたことで窮地に追い込まれ、妹も元カレにしつこく追い回される。台本を読み、「先が見えない、敵も見えないし、いつまで続くのか、どうやって対応していいのか、警察に言っても進展がないし…すごい、壮絶な話」。

 役を演じる上で「自分だったらとあまり考えることがない」というが、ストーカーと戦い、家族を守っていくという役どころについては「健太くんはいろんなことを抱えていかないといけない役なので、その準備はしています。心の中はすごく激しく動いていて、やりがいを感じますね」と話した。

 つらい状況に向き合う家族と演じるが、「自分では想像つかないし、戦えるか不安。この家族だから戦っていけるのかなと」。家族像を描くドラマにかけて、理想の家族像を聞かれると、「僕の家族は理想に近い」とキッパリ。「距離感が近くて、今の家族の関係性が理想に近いです。(結婚しても)今の家族のような家族ができればいいかな。ただ、兄弟も男しかいないし、女の子が家族にいるっていう環境を味わってみたいかな」と話した相葉。

 主人公の健太は父の関係性に葛藤を抱える役となる。「自分は安定して近かった。健太のような葛藤はなかった」といい、「性格は親父に似てますね。趣味とか好きなものが同じなんです。乗り物が好きなところとか。バイクもそうだし、車も…僕も無駄に船舶(免許)を取っちゃったり。動物が好きなものも同じ。(父親との)距離が離れなかったのは好きなものが一緒で会話があるからなのかなぁ」と自身の境遇と照らし合わせた。

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2015年2月23日のニュース