日テレ社長 ヘリウム事故を受け「安全への配慮はこれまで以上に」

[ 2015年2月23日 15:42 ]

 日本テレビの大久保好男社長が23日、東京・汐留の同局で定例会見を行い、BS朝日のバラエティー番組収録で起きた女性アイドルグループの未成年メンバーがヘリウムガスを吸って倒れた事故について言及した。

 大久保社長は「BS朝日さんのバラエティー番組の収録事故について言及する立場にはない」とし、「特別(な対策)ということはない」としながらも「こういった事故が起きたので、その情報は現場にきちんと伝えている。そのうえであらためて、安全への配慮はこれまで以上にきちっとやりなさいと言っている」と安全対策のさらなる徹底を明言した。

 先月28日、女性アイドルグループ「3B junior(スリー・ビー・ジュニア)」のメンバー(12)がバラエティー番組「3Bjuniorの星くず商事」(土曜深夜3・00)収録中に吸うと声が変わるヘリウムガスを使ったゲームでガスを一気に吸い込み、直後に倒れた。専門医からは、脳の血管に空気が入り血流が妨げられる「脳空気塞栓(そくせん)症」と診断された。

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2015年2月23日のニュース