安室奈美恵 エイベックス完全移籍、所属事務所とトラブル円満解決

[ 2015年1月14日 05:55 ]

「エイベックス」に完全移籍する安室奈美恵

 歌手の安室奈美恵(37)が23年間所属した事務所「ライジングプロダクション」を離れ、レコード契約を結ぶ「エイベックス」に完全移籍する。同社が13日夜、発表した。

 14日付でライジングプロとの契約が終了。15日からエイベックスの音楽レーベル「Dimension Point」に籍を置く。エイベックスは「音楽制作・宣伝、ライブ活動、マネジメント業務とすべての活動拠点を一元化し、さらなる音楽活動の向上に努める」という。

 関係者によると、ライジングプロとは報酬などをめぐって見解の相違が生じ、安室から昨年、契約変更を打診。ライジングプロ側は受け入れず、昨年夏以降、雑誌などで騒動が報じられてきた。

 双方は、関係が修復不可能とも伝えられる中、水面下で円満解決を探ってきた。解決策として折り合ったのが、95年からの所属レコード会社への完全移籍。安室、ライジングプロ、エイベックスの3者間で話し合い、関係者は「いずれも納得した上での円満移籍だ」としている。

 安室は沖縄アクターズスクールの練習生だった90年にライジングプロ側にスカウトされ、92年に「SUPER MONKEY’S」としてデビュー。95年の「TRY ME」で大ブレーク。

 その後、レコード会社をエイベックスに移してからは96年に「Don’t wanna cry」で史上最年少で日本レコード大賞を受賞。翌97年も「CAN YOU CELEBRATE?」で同賞を連続受賞した。

 ▽ライジングプロダクション アーティストでは荻野目洋子をはじめ、MAX、DA PUMP、SPEED、w―inds.らが所属。モデルで歌手の西内まりやは昨年の日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。俳優では観月ありさ、国仲涼子、平愛梨、比嘉愛未らが所属している。

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2015年1月14日のニュース