爆笑問題・太田光“NHK騒動”を説明「言論統制なんてない」

[ 2015年1月14日 08:59 ]

「爆笑問題」の田中裕二(左)と太田光

 お笑いコンビの爆笑問題が14日未明、レギュラー番組のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」に出演。前週の放送で、NHKのバラエティー番組に出演した際に政治家についてのネタをNHK側からボツにされたと明かしたが、再びこの問題に言及した。

 爆笑問題は今月3日にNHK総合で放送された「初笑い東西寄席2015」で司会を務め、漫才も披露。その後、7日未明放送の「…カーボーイ」で田中裕二(50)がNHKの番組スタッフに事前にネタを見せた際、「政治家さんのネタは全部駄目と言われた」などと明かしていた。

 8日にこの問題が明らかになり、NHKの籾井勝人会長(71)が定例会見で言及。「(自分は)全く関与していない」と話す一方、一般論として「個人名を挙げてネタにするのは品がない。しゃべる人も品性や常識があってしかるべき」と見解を示していた。

 この日の放送では、太田光(49)が「政治ネタを言うなというのは、打ち合わせの段階で僕らは了承しているし、NHKでなくても民放でもある。言論統制なんてない」と説明。籾井会長についても「イベントで会って握手もした。お互い失言に気をつけましょうと話した」と明かした。そのうえで、「一番品がないのは(この話を)オンエアした僕ら」と前週の番組で話題にしたことを反省していた。

続きを表示

2015年1月14日のニュース