上川隆也 偏屈なボサ髪“ヤメ検弁護士” デニムシャツで役作り

[ 2014年9月26日 06:30 ]

テレビ朝日のスペシャルドラマ「最後の証人」に出演する(左から)倉科カナ、上川隆也、松下由樹

 上川隆也(49)がテレビ朝日のスペシャルドラマ「最後の証人」(今冬放送)で偏屈な“ヤメ検弁護士”を演じる。作家柚月裕子さん(46)の小説が原作で、弁護士・佐方貞人が主人公の法廷ミステリー。シリーズ3作で累計20万部を売り上げており、映像化は初めて。

 佐方は無愛想で髪もボサボサと一般的な弁護士像からはかけ離れた人物。ただ、「罪をまっとうに裁く」という正義を貫くために検察官を辞めて弁護士に転身した信念を持ち、十分に捜査されずに不当な裁きが下りそうな事件などを引き受けて辣腕(らつわん)ぶりを発揮する。

 上川はフジテレビ「白い巨塔」(03~04年)などで弁護士を演じてきた。今回はスーツではなく、ラフなデニム地のシャツなど衣装でも役作り。「胸の中に熱を秘めている男。まさに直球で演じています」と自信を見せている。松下由樹(46)が検事役、倉科カナ(26)が弁護士役にそれぞれ初挑戦する。

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2014年9月26日のニュース