桂吉弥 20周年の独演会、演目は「師匠の十八番」

[ 2014年9月26日 05:30 ]

「噺家生活二十周年記念 桂吉弥独演会」への意気込みを語った桂吉弥(右)と共演する桂ざこば

 落語家の桂吉弥(43)が25日、大阪市内で会見し、11月8日の「噺家生活二十周年記念 桂吉弥独演会」(大阪松竹座)への意気込みを語った。11月8日は吉弥が94年11月に入門し、05年に亡くなった桂吉朝の命日で、「師匠が呼んでくれた」と表情を引き締めた。演目も「師匠の十八番」の「七段目」と「地獄八景亡者戯」に決めた。1時間15分の大ネタ、「地獄…」では歌舞伎も上演される舞台を生かして「宙乗りもできるし、舞台も回る。お客さんも楽しみにしている」と力を込めた。独演会に花を添える桂ざこば(67)は「一番、師匠の芸風を受け継いでいると思う。だんだん色が出てきて、吉弥落語にもなってきている」とエールを送った。

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2014年9月26日のニュース