河北麻友子、つか作品で初舞台!2本立て 沖田総司&美人スパイ

[ 2014年7月12日 06:02 ]

つかこうへいさんの作品で舞台に初挑戦する河北麻友子は日本刀を持ちポーズ

 女優の河北麻友子(22)が、劇作家つかこうへいさん(2010年死去、享年62)の2作品を連続上演する「つかこうへいダブルス2014」で舞台に初挑戦する。

 「新・幕末純情伝」と「広島に原爆を落とす日」の2本。「新・幕末…」では新選組の沖田総司、「広島に…」では美人スパイを演じる。2本立てでヒロインを務めるのは、03年の広末涼子(33)以来11年ぶり。

 若手女優が徹底的に鍛えられ、実力派へと成長する登竜門として知られるつか作品で、しかも2作連続での舞台デビュー。米ニューヨークで生まれ育った河北は、依頼を受けた時の心境を「オーマイガ!マジで?と思いました」とちゃめっ気たっぷりに振り返る。

 「新・幕末…」は沖田総司が実は女だったという設定の青春群像劇で、美人剣士役。「広島に…」は原爆投下の謎に迫る内容で、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーに色気で近づく大日本帝国敗戦処理班工作員の役どころ。

 16歳までニューヨークで生活していたため、日本の歴史には詳しくなく「沖田総司は知らなかったけど、日本の歴史上の人物を演じるのは夢でした」と笑顔。原爆に関しても「日本に来てドキュメンタリーを見たりして日本サイドの思いを知りました。どちらの側も分かる私だからできる演技があると思う」と話した。

 殺陣や銃を使ったアクションのほか、大胆なラブシーンにも挑戦する。モデルやタレントとしても活動中だが「これを機に女優としての道を開きたい。一回りも二回りも成長して皆さんをびっくりさせたい。死ぬ気で頑張ります」と覚悟を口にした。8月29日~9月14日、東京都世田谷区のシアタートラムで上演。

 ◆河北 麻友子(かわきた・まゆこ)1991年(平3)11月28日、米ニューヨーク生まれ。03年の全日本国民的美少女コンテストでグランプリとマルチメディア賞をダブル受賞し、芸能界入り。昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」に津田梅子役で出演。ファッション誌「ViVi」の専属モデルを務めるほか、日本テレビの情報番組「ヒルナンデス!」に金曜レギュラーとして出演中。

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