二階堂ふみ “濡れ場”は極寒「死なないように必死」

[ 2014年7月12日 14:35 ]

「私の男」のヒロインを演じ、ニューヨーク・アジア映画祭の初代ライジング・スター賞を受賞した二階堂ふみ(C)Mayumi Nashida

 モスクワ国際映画祭グランプリを受賞した「私の男」(監督熊切和嘉、公開中)のヒロインを演じた女優の二階堂ふみ(19)がニューヨーク・アジア映画祭の初代ライジング・スター賞を受賞。現地時間9日、リンカーンセンター ウォルター・リード・シアターで行われた授賞式に出席した。

 桜庭一樹氏(42)の直木賞受賞作を原作に、震災孤児の少女・花(二階堂)と彼女を引き取った遠縁の男・淳悟(浅野忠信)との「禁断の愛」を描く問題作。

 上映後にティーチイン(質疑応答)が行われ「2人の性的な関係を表現するシーンの撮影は難しかったですか?」の質問に、二階堂は「Not difficult」。

 舞台は北海道・紋別。浅野との濃厚な濡れ場にも「あれはもう、感じたままにやっていたシーンだと思いますし、あのシーンなくしてこの映画はできなかったと思いますし、とても重要なシーンだったと思います」と回顧。

 「でも、オープンセットだったわけですけど、外温はマイナス10度とかなんですね。その中で部屋の壁をくりぬいて、外からカメラで撮影して、上から水が降ってくるわけですよね。だから、雰囲気を大事にしながらも、とにかく寒さと死なないように必死でしたね」と会場の笑いを誘った。

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2014年7月12日のニュース