ジャパネットたかた社長 来年1月に退任へ 後任に長男の副社長

[ 2014年7月12日 09:42 ]

 通信販売大手ジャパネットたかた(長崎県佐世保市)の高田明社長(65)が来年1月で退任することが12日、分かった。後任は長男の旭人副社長(35)が就任する。

 高田社長は持ち株会社の社長も兼務しているが、退任するかは未定としている。テレビショッピングへの出演は今後も続ける。今月末に東京で開くテレビショッピング20周年を記念したパーティーで正式表明する。

 高田社長はこれまで創業30年を迎える2016年までに退くことを宣言していたが、13年12月期の経常利益が目標額を上回る154億円になったため、時期を早めて新しい経営体制にすることにした。

 旭人副社長は東大卒後、野村証券を経て03年に入社。12年7月から副社長を務めている。

 高田社長は1986年に「たかた」(現ジャパネットたかた)を設立。1990年に地元放送局でラジオ通販を始めた。後にテレビショッピングにも進出し、社長自らが出演する販売方法で注目を集めて急成長した。現在はカタログやインターネットなどでも通信販売を展開している。

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2014年7月12日のニュース