名ドラマー・青山純さんが死去 56歳 山下達郎らのライブに参加

[ 2013年12月3日 21:15 ]

 山下達郎(60)のレコーディングやライブで活躍したことで知られる名ドラマーの青山純(あおやま・じゅん)さんが亡くなったことが3日、分かった。56歳だった。東京都出身。

 青山さんの息子でロックバンド「nano.RIPE」のドラマー・青山友樹が同日、自身のツイッターで「僕の父であり、ドラマーの青山純が亡くなりました。56歳でした」と報告。「すごくたくさんの方に愛された人だったなぁとしみじみ思います。幼い頃に武道館で叩く姿を見た時から、そしてこれからも世界一大好きなドラマーです。本当にありがとう」とつづった。

 青山さんの息子でバンド「EVER+LAST」のドラマー・青山英樹も「父、青山純はこんなにも皆さんから愛されるなんて、息子として本当に嬉しい限りです。亡き父に少しでも恩返し出来るように、これからも頑張っていきます。父のドラムが本当に大好きです」とツイートした。

 青山さんは高校時代にヤマハのドラムスクールに通い、卒業後に「杉真理&レッド・ストライプス」のレコーディングに参加。プロとして活動を始めた。

 その後「THE SQUARE」「プリズム」「キリング・タイム」などのバンドに参加。2002年には山下のバックバンドで結成されたネルソンスーパープロジェクト名義でアルバム「Nelson Magic」をリリース。11年にはドラム教則DVD「青山純 一つ打ちの真髄」を発売した。

 レコーディングに参加したミュージシャンは竹内まりや(58)井上陽水(65)中島みゆき(61)渡辺美里(47)B’zら数知れず。徳永英明(52)MISIA(35)らのツアーに参加するなど、精力的に活動した。

 「青山純ドラムスクール」(東京・世田谷区)のフェイスブックによると、体調不良により10月度は休講。11月26日に12月度の再開を告知したばかりだった。

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2013年12月3日のニュース