著作者5団体が共同緊急声明 秘密保護法案の廃案求める

[ 2013年12月3日 18:39 ]

 日本映画監督協会(崔洋一理事長)など五つの著作者団体が3日、特定秘密保護法案の廃案を求める共同緊急声明を発表した。「自由な言論活動の制限を伴う重要法案は、内容が曖昧なまま強行採決で可決するような性質のものではない」と指摘し、国民的議論を尽くすべきだと訴えている。

 5団体は同協会の他、日本児童文学者協会(丘修三理事長)や日本シナリオ作家協会(西岡琢也理事長)、日本美術家連盟(山本貞理事長)、日本脚本家連盟(中島丈博理事長)。「かつて国家による言論弾圧で、尊い仲間の生命を失った歴史を決して忘れることはできない」としている。

続きを表示

2013年12月3日のニュース