すっかり元の体形に…田川寿美 出産後初イベント

[ 2012年12月8日 17:38 ]

 デビュー21年目を迎えた演歌歌手・田川寿美(37)が8日、東京・港区の日の出ふ頭から出航の客船「シンフォニーモデルナ」に乗り、船上で「初冬のランチクルーズ」と銘打った産休後初のファンイベントを行った。

 これは、「霧笛」の発売を記念して実施された購入者特典イベントで、産休前の7月16日に実施した「初夏のランチクルーズ」に続く第2弾。当初は「初秋のランチクルーズ」と銘打って10月6日に予定されていたが、出産のため延期していたもの。

 昨年10月に制作会社役員の男性と結婚。5月に懐妊を発表し、8月から4カ月間にわたって産休。9月25日に第一子となる男児「義正(よしまさ)ちゃん」(体重3780グラム)を出産した。

 この日は、約1000通の応募の中から選ばれた50組100人の熱烈なファンが詰めかけ、「寿美ちゃ~ん、お帰りなさ~い!」という掛け声で迎えられる中、「こうして楽しみに待っていてくださった方々のお声を聞かせていただくと本当にうれしくて、無事に元気に戻ってくることができて、また自分の歌手というふるさとに戻って来ることができたような気がして感動しています」と笑顔であいさつし、新曲「霧笛」をはじめ、「女…ひとり旅」「女人高野」「花になれ」、それに再度、新曲の全5曲を熱唱。

 その中で、「産休中は、いい意味で充電することができたような気がします。16歳のときにふるさとの和歌山から上京して、ずっと歌の道一本で来たので、息つく暇がないままだったんですよね。この厳しい歌世界の中でいつも走ってないと不安になってしまう、そんな青春時代だったので、いい機会をいただいて、初めてゆっくりと休養することができて、また新しい力をもらえたような気がします。先月末に(和歌山から)東京に戻って来ましたが、14キロ太った体もシュッと元に戻りましたので、ご安心ください」と産休中の思いを話し、誕生したわが子に対しては「出産は大変でしたが、生まれてみると、こんなに愛おしいんだなということと、命の尊さをすごく感じます。第一声の産声を聞いたときは、もう感動しました。それから約3カ月がたちましたが、大きいので胸板も厚く、育てやすいです(笑い)。いまは6・5キロぐらいあります」。

 子どもの名前は「亡くなった長良会長の本名と息子さんの社長の名前の『義』という一文字をいただいて付けた」そうで、「男の子なので正義感が強く、優しい子に育ってくれたらいいなと思います」と願っていた。

 また、来年1月30日にニュー・シングル「花一輪」(詞・仁井谷俊也、曲・幸耕平)を発売することを発表。 2月23日に神奈川・横浜アリーナで「新春演歌まつり」を開催する。

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2012年12月8日のニュース