マッチ、遺影に呼び掛けた「ジャニーズのお母さん」

[ 2012年12月8日 06:00 ]

本葬で祭壇に掲げられた森光子さんの遺影

森光子さん本葬

(12月7日 東京・青山葬儀所)
 ジャニーズのタレントと1980年代から交流を持ち、深い愛情を注いできた森さん。事務所の代表として弔辞を読んだ近藤真彦(48)は、遺影に向かって「ジャニーズのお母さん」と呼び掛けた。

 中でも、“恋人”と呼ばれるほど懇意にしていた少年隊の東山紀之(46)の名前を挙げ「東山をはじめ一人一人、森さんとの楽しい思い出があります」と感謝。先日、森さん宅を訪れた際にお骨入れに触れたといい「その時に本当に逝ってしまわれたんだなと思い、気持ちの整理がつきました」と涙を浮かべた。

 会見では毎年、森さんの誕生日に所属タレントを集めて、ホテルでパーティーを開いていたことを明かし「森さんは麻雀の席から離れず、東山と一緒に打ってました」と振り返った。東山の斎場での様子については「笑顔もなく、ずっと森さんの写真を見ていました」と説明。東山は献花の際、遺影に手を振ってお別れし、その後も最後まで斎場に残って弔問客を見送っていた。

 この日は、多忙なスケジュールの中、少年隊やSMAP、TOKIOなどジャニーズの所属タレントのほとんどが参列。福岡でコンサートがあった嵐の5人をはじめ、仕事が入っていたメンバーも午前中に斎場を訪れるなどし、駆け付けたタレントは計68人に及んだ。

 また、東京都千代田区の帝国劇場で公演中の舞台「ジャニーズ・ワールド」では、今月1日から森さんの追悼コーナーを上演。映像や歌声を使って森さんの生前の活躍をしのんでいる。この日は主演のHey!Say!JUMPの山田涼介(19)の呼び掛けで、会場全員で30秒間の黙とうをささげた。

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2012年12月8日のニュース