宝塚退団発表の音月桂「一番充実しているいまだから」

[ 2012年4月25日 06:00 ]

大阪市内のホテルで会見した宝塚雪組トップ、音月桂

 今年末での退団を電撃的に発表した宝塚雪組トップ、音月桂(おとづき・けい)が24日、大阪市内のホテルで会見した。

 黒の上着に白のブラウスという男役らしい装いで登場。「12月24日の東京公演千秋楽で卒業させていただくことになりました」とあいさつ。退団を決めた時期と理由については「一番充実しているいまだからピリオドを打とうと思った」とぼかし、退団後についても「結婚?全くありません。千秋楽まで男役として輝いていたい」と残り8カ月の完全燃焼を誓った。芸能活動についても白紙という。

 男役15年、りりしい役が多かったが一番印象に残った役は「エリザベート」の殺人者ルキーニ役と意外な答え。残していく雪組メンバーには「辞めるのをやめることはできないの?と言われました」と苦笑いだった。

 27日から「ドン・カルロス」東京公演が控えており、その後「フットルース」大阪、福岡公演を経て10月12日からサヨナラ公演「JIN―仁―」に臨む。ヒットドラマの舞台化については「男役の集大成としていいものにしたい」と抱負を話した。

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2012年4月25日のニュース