台湾でNHKのど自慢 6年ぶり海外公演

[ 2011年10月2日 20:57 ]

 NHKのど自慢の台湾公演が2日、台北の国父記念館で行われ、約2千人の観客が集まった。海外公演は2005年のメキシコ以来6年ぶりで、12回目。

 台湾は高齢者から若者まで日本への親近感が強いこともあって、NHKによると、応募総数は海外公演としては過去最高の1480組。これまではブラジル・サンパウロ公演の674組が最高だった。

 1日の予選で選ばれた25組が、2日の本番に出場。台湾在住の日本人もいたが、大半は台湾人。戦前の日本統治時代に育った84歳の女性や先住民アミ族のカップル、日本での歌手デビューを目指す若者らが、演歌からポップス、韓国女性歌手グループ「少女時代」の歌までさまざまな日本語の歌を熱唱し、台湾北部・基隆市の男性がチャンピオンになった。

 公演の模様は10月29日夜、NHK総合テレビで放送される。(共同)

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2011年10月2日のニュース