初日から刺激的 “悲しい”菅野美穂 自分よりデキない女に男を奪われる

[ 2011年10月2日 13:48 ]

フジテレビ系連続ドラマ「蜜の味~A Taste Of Honey~」記者会見に登場した菅野美穂
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 女優の菅野美穂(34)が2日、13日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「蜜の味~A Taste Of Honey~」(木曜後10・00)記者会見にW主演の榮倉奈々(23)、ARATA(37)とともに出席した。

 榮倉とW主演を務める菅野は「セットの初日にベッドシーンというかなり刺激的でした。演じ手としては前に出していかないといけないところですが、人として躊躇をしてしまう、複雑な気持ちを持ちながら現場でやっています。雰囲気は落ち着いてしっかりした中で、感情の上ではドロドロしたバトルをお楽しみいただけたら。この話を簡単に説明すると、“純愛だけどちょいエロ”という感じ」とPRし、笑いを誘った。

 菅野演じる原田彩は美貌と知性を兼ね備えた病理医だが、婚約者・雅人(ARATA)の年の離れためい(榮倉)が現れたことで、崩壊していく。そこから再生へと向かっていく役どころについては「30代にして初めて今まで経験したことないような嫉妬や挫折を味わう女性がどういう表情を見せていくのかが自分にとって演技の課題」と説明。「暴言に近い名言というか、かなりパンチの効いたセリフがあるんですが、すべての女性が言いたいことを代弁していると思う。新しい台本をいただく度に、この人どうなっていくんだろうっていうのが面白い」と楽しんでいる様子だった。

 脚本の大石静氏から「恐ろしい役の菅野美穂は結構見ているので、悲しい菅野美穂を見たいと思って書いている。自分よりデキない女に男を奪われていく悲しさを持った、悲しい菅野美穂を見ていただきたい」との話が出ると、「へ~、この後の撮影から考えながらやっていきたい」と深くうなづき、やる気を見せていた。

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