沢穂希をイメージ 初の女子高生「仮面ライダーなでしこ」登場!

[ 2011年10月2日 06:46 ]

仮面ライダー史上初の女子高生ライダーを演じる真野恵里菜

 女子サッカー日本代表の「なでしこジャパン」をイメージした仮面ライダーが誕生した。その名も「仮面ライダーなでしこ」で、12月10日公開の映画「仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE対戦 MEGAMAX」に登場する。

 アイドルの真野恵里菜(20)が演じ、シリーズ40周年で初の女子高生ライダーとなる。銀色がベースのボディーには、なでしこジャパンのユニホームをほうふつさせるブルーとピンクも配されている。

 塚田英明プロデューサー(39)は「強いですよ。可愛い外見に似合わず激しいほどの強さもある。そのギャップが魅力」と力説。MF沢穂希主将(33)をイメージし、必殺技は7月のW杯ドイツ大会決勝の米国戦で決めた同点弾をモチーフに編み出した。1―2の延長後半12分、左CKに飛びついて右アウトサイドでゴールに押し込んだ“カンフーキック”を、異色の女性仮面ライダーが銀幕で再現する。

 今年は仮面ライダー生誕40周年。テレビ版の最新作「仮面ライダーフォーゼ」(テレビ朝日、日曜前8・00)は、シリーズ史上珍しい学園ドラマとなっている。記念イヤーの締めくくりに「今」を表す象徴として選ばれたのが、なでしこ。宮城県石巻市にあり、原作者の石ノ森章太郎さんを記念した「石ノ森萬画館」も東日本大震災で被災しており、塚田プロデューサーは「見る人を元気にする強さにあやかりたい。日本を元気にする映画にしたい」と話している。

 ◆真野 恵里菜(まの・えりな)1991年(平3)4月11日、神奈川県生まれ。06年、「ハロプロエッグ」第2期メンバーになり、08年3月卒業。09年「乙女の祈り」でメジャーデビュー。1メートル59、血液型B。

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2011年10月2日のニュース