主演映画カンヌ出品も…海老蔵は参加見送り

[ 2011年4月15日 06:00 ]

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(33)と瑛太(28)がダブル主演した3D映画「一命」(監督三池崇史)が5月11日に開幕する第64回カンヌ映画祭コンペ部門に出品されることが14日、決まった。

 昨年11月に都内の飲食店で殴られて負傷し謹慎中の海老蔵は新橋演舞場の「七月大歌舞伎」での復帰が発表されたばかり。松竹によると、公演に備えて映画祭への参加は見送るという。

 作品は故滝口康彦氏の小説「異聞浪人記」の映画化。三池監督は「いつもと同じ春ならば、どんなにうれしかったことでしょう。でも、だからこそ、しっかり顔を上げ、前進あるのみです」とコメント。また、河瀬直美監督(41)の「朱花(はねづ)の月」もコンペ部門出品を決めた。

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2011年4月15日のニュース