マイケルさん未公開写真90点 12月に競売へ

[ 2010年10月15日 20:13 ]

 昨年6月に死去した米国の人気歌手マイケル・ジャクソンさんの未公開写真計90点が12月、パリで競売に掛けられることになり、主催者のピエール・ベルジェ社が15日、写真をメディアに公開した。20日には、競売カタログが世界で一斉に発売される。

 写真は1999年、ジャクソンさんが写真家アルノ・バニ氏に撮影を依頼したもの。アルバム「インビンシブル」のジャケットを想定していたが、レコード会社の意向で採用されなかったため、未公開となっていた。

 競売で最も注目を集めそうなのは、ジャクソンさん自身が選択した縦210センチ、横166・7センチの巨大ポートレート4点。ほかに数あるこまの中からジャクソンさんが直筆で「これを」と指定している作品も含まれる。バニ氏は「撮影前、マイケルは長時間瞑想し、集中していた」と当時を振り返った。

 競売は12月13日に行われ、同11日から写真が一般公開される。
 カタログの日本版は世界文化社が発売。競売に参加可能なオーダーシート付きで3990円。(共同)

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