走裕介 東京初のフルコンサートで師弟唱も

[ 2010年10月15日 19:36 ]

初の東京公演を行った走裕介

 デビュー2年目を迎え、第2弾シングル「呼人駅」が好調の演歌歌手・走裕介(36)が15日、東京・練馬区の練馬文化センター・大ホールで「走裕介チャリティーコンサート~船村徹の世界を歌う~」と題したコンサートを開いた。

 この日は、東京での初のフルコンサートで、「今年2月に地元・ 網走(出身地の北海道網走市)で初めてコンサートをやらせていただきましたが、そのときは地元ということで心強い応援もあって少しはリラックスして歌えました、今日は東京での初コンサートということで特に緊張していますし、気分的にはホームというよりもアウェー的な感じです。今日は初めて私の歌を聴いてくださる方がほとんどだと思いますので、このコンサートが走裕介という歌手を覚えていただくきっかけになればいいなと思っています。最後まで皆さまに力いっぱい歌をお届けしたい」と大張り切り。

 約1500人が詰めかけ満席の中、新曲「呼子駅」をはじめ、昨年4月1日発売のデビュー曲「流氷の駅」、師匠・船村徹作品から「柿の木坂の家」、彼が一番好きな船村メロディーから兄弟子・鳥羽一郎の「兄弟船」など全18曲を熱唱した。

 途中、船村が応援に駆けつけ、師匠と弟子とが一緒に「別れの一本杉」「女の宿」を披露。また来年1月12日に発売が決まった第3弾シングル「おんなの雪」をひと足早く初披露した。

 同公演は、(財)練馬区文化振興協会の舞台芸術支援事業として行われ、収益金は練馬区社会福祉協議会に寄付される。

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2010年10月15日のニュース