ラミレス氏が指摘する巨人・オドーアが抱える3つの懸案事項「プライドが納得するか?」

[ 2024年3月1日 20:16 ]

フリーバッティングする巨人・オドーア(撮影・藤山 由理)
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 DeNA前監督のアレックス・ラミレス氏(49)が自身のYouTube「ラミちゃんねる」を更新。巨人の新外国人、R・オドーア(30)に関する3つの懸案を挙げた。

 メジャー通算10年で1154試合に出場。打率・230、178本塁打、568打点、OPS・710と素晴らしい実績を持つ。

 ラミレス氏は「どうして日本に来たのか不思議なくらい素晴らしい選手」と評した。

 ただ、メジャーで1057試合は二塁手としての出場で、巨人で求められる外野守備には不安を残す。

 巨人では7、8回には守備要員との交代を求められることが予想される。そうなると打席数も減る。「オドーアのプライドが納得するか」は大事になると指摘した。

 2つ目はストライクゾーン。メジャーに比べて日本のゾーンは少し広いので「そこをストライクと取られたときどう反応するか。メジャーでは熱くなる性格で有名だった」と、解説した。

 3つ目はどういう心持ちで来日したのか。メジャーの実績を誇り、「日本に教えに来た」という構えなのか「日本の野球を学びに来た」のか。

 この懸案事項がクリアになればラミレス氏は「打率2割6分~2割9分。30本塁打100打点は期待できる」と明言した。

 ラミレス氏はオドーアの伯父と友人で、かつて一緒にプレーし、今回もオドーアの来日で「助言してやって欲しい」と頼まれていることも明かした。
 

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