栗山英樹氏はドジャース・大谷の結婚知っていた「報告、凄くうれしかった」「翔平のことをよろしく」

大谷（左）と栗山監督
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　ドジャース・大谷翔平投手（29）が29日未明（日本時間同日）、自身のインスタグラムで結婚したことを発表した。お相手は日本人女性で、大谷は29日（同3月1日）にキャンプ地のアリゾナ州グレンデールで取材対応予定。野球で新天地を迎えただけでなく、私生活でも新たな一ページをスタートさせた世界的スーパースター。恩師である日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー（62）が、スポニチ本紙に祝福のメッセージを寄せた。

　翔平から「結婚します」という報告を受けて、凄くうれしかったし、心の底からおめでとうと言いたい。これからが本当の意味での勝負になるし、これを機に本当の大谷翔平を見ることができると感じているからだ。

　13年に日本ハムに入団してからずっと抱いてきたのが、翔平が思い切って野球をできる環境をつくってあげるということだ。それはグラウンド内だけに限らない。私生活も含めて、いかにして野球に集中させることができるか。何も気にせず野球をやらせてあげたい思いは、今も変わらない。メジャー移籍するときも、いい人を見つけて早く結婚した方がいいと話した。

　食生活も自分で料理するのもいいが、やはり奥さんに助けてもらった方がいい。そして家族が増えることで責任感も増す。昨年に右肘を手術してからオフを含め、ここまで体のことをクリアしながらやってきた。これで家庭環境も整う。自分で野球に集中できる環境をつくったわけで、何も気にせず前に進んでいけるはずだ。

　翔平は素晴らしいご両親の元で育ち、家庭の大切さもよく知っていると思う。奥さんは大変だと思うけど、くれぐれも翔平のことをよろしくお願いしますとお伝えしたい。

　さあ、ここから勝負だ、翔平！（日本ハム・チーフ・ベースボール・オフィサー）