阪神・伊藤将 初対面の島田珠代に「興奮」 ムチャぶり「68勝」のお願いには「壊れる。無理無理」

[ 2024年2月8日 05:15 ]

島田珠代(右)のギャグに笑顔の阪神・伊藤将(撮影・大森 寛明)
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 “珠代姉さん”の猛烈求愛に白星量産で応える!阪神・伊藤将司投手(27)が沖縄・宜野座キャンプ第2クール2日目の7日、初対面を果たした吉本新喜劇の島田珠代(53)にキャリア最多の15勝を誓った。持ちギャグ「パンティーテックス」を22年に使用したグラブの内側に刺しゅうしたことで生まれた縁。宜野座にこだました“珠代姉さん”の愛の叫びを力に変え、開幕投手も狙う4年目左腕が一皮むける。

 昼下がりの宜野座に珠代の愛の叫びがこだました。「将司~将司~」。声の主は吉本新喜劇のレジェンド・島田珠代。「ウチの、ウチの将司が…」と愛する人を探し、はいつくばるようにブルペンへ向かった“珠代姉さん”と伊藤将は初対面を果たした。

 「(珠代さんと会ったのは)初めて。興奮しました」

 2人の“出会い”は4年前の20年だ。某バラエティー番組で島田が披露した持ちギャグの「パンティーテックス」に伊藤将が“笑激”を受け、プロ2年目の22年に使用したグラブに「PANTY TEXX」と刺しゅう。巨人戦で2試合連続完封をマークするなど活躍につなげた。刺しゅうの存在を島田はヤフーニュースで知り感激。「ウチの将司が縫うてもうたんですよ、グラブに。“これ入れて頑張ります”と。その記事を見て私もハッとなって」恍惚(こうこつ)の表情で振り返った。

 この日、2人は毎日放送の特番で同じく吉本新喜劇の間寛平も交えて初共演。伊藤将は「圧倒されました。ギャグも生で初めて見ました。やっぱり凄い」と振り返った。島田もこの日ばかりは「男なんてシャボン玉~」のお決まりの捨てぜりふは吐かず、意中の人の魅力を再確認したようで「今日いろいろ選手見てきましたけど、将司が一番セクシー。色気のある…。これで恋が芽生えるかもしれない。3回目の結婚が伊藤将司になるかもしれない」と目は終始、ハートマーク。その上で、芸人としてプロ野球選手の背番号27への“むちゃぶり”も忘れなかった。

 「今年はね。68勝(笑い)。鬼嫁(の私)が負けさせない。今年は将司の年!今年は一球、一球“珠代LOVE”で投げてもらえれば、今年も優勝です」

 68勝指令を報道陣から伝え聞いた独身左腕は「68勝?壊れる。無理無理(笑い)。68は無理よ、さすがに。15勝を目指してやっていけたら」と冷静に珠代ノルマを“下方修正”。濃厚な求愛には、キャリアハイの白星量産で応えるつもりだ。

 「ああやって会える機会もできたので、ここから活躍して楽しんでもらえたらいいかな。(将司の年と)珠代さんが言うなら、それなりの活躍ができたら」。“珠代姉さん”を勝利の女神にするため、腕を振る。(遠藤 礼)

◇島田 珠代(しまだ・たまよ)1970年(昭45)5月10日生まれ、大阪府出身の53歳。高校在学中にテレビの視聴者参加コーナーへ出演したことをきっかけに17歳で吉本興業入り。20歳から吉本新喜劇に出演。ハイテンションで動き回り、体を張ったギャグを芸風とする。身長1メートル51。血液型B。

  ≪3月27日TV放送≫伊藤将が島田珠代と間寛平に突撃インタビューされた様子は3月27日に毎日放送の「よしもと新喜劇×関西アスリートコラボSP 2024年も盛り上げまっせ宣言 寛平GMが阪神・オリックスキャンプへ突撃取材!」(時間未定)で放送される。吉本新喜劇の間寛平GM、島田珠代らが関西のアスリートを直撃し「2024年、私は○○をして関西を盛り上げます!」宣言を集めていく。

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