オリ・舜平大 ダル、大谷擁してWBC制した名将が究極賛辞 栗山英樹氏「ああいうクラスなんだろうな…」

[ 2024年2月8日 07:00 ]

初ブルペンのオリックス・山下 (撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 オリックス・山下が宮崎キャンプ第2クール2日目の7日、本格的なブルペン投球を開始した。今キャンプ初めて捕手を座らせて26球。視察に訪れた侍ジャパン前監督の栗山英樹氏(現日本ハムCBO)は大絶賛した。

 「モノが違う。トップクラスの本当のトップ。(大谷)翔平とかダル(ビッシュ)とか、ああいうクラスなんだろうなと。一緒というか、どうやって超えようとしているように見えます」

 ダルビッシュや大谷を擁して、昨年のWBCを制した名将の言葉は説得力十分だった。くしくも両右腕が日本ハム時代に背負った11番の背番号を今季から付ける21歳右腕は笑顔で応えた。「そういう選手を見てこられた方に、比べていただけるのはとてもうれしいです」。キャンプも序盤の中、直球の球速は早くも152キロを計測。投球に熱視線を送った西武の黒瀬スコアラーも「球の力が増している。変化球の精度もいいし、カーブもフォークも勝負球になる」と警戒した。それでも本人は平然とした表情で振り返った。

 「全然納得はしていないです。もっとまだ出ると思います」

 今後は1クールに1回のブルペン投球を予定し、球数も徐々に増やしていく予定。4連覇へとチームをけん引する大器は「次のブルペンから実戦的なコース(への投球)、変化球だったりをやっていく」と先を見据えた。 (阪井 日向)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月8日のニュース