広島・田村 高卒3年目の左打者に、侍ジャパン井端監督が高評価「1スイングを見た時から素晴らしいと」

[ 2024年2月8日 05:45 ]

言葉をかわす(左から)侍ジャパン・井端監督、坂倉、田村、小園、吉見コーチ(撮影・平嶋 理子)
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 侍ジャパンの井端監督が7日、12球団の最後に広島の日南キャンプを視察。3月6、7日の欧州代表との強化試合で最終候補にリストアップしている、高卒3年目の左打者・田村を高く評価した。

 「1スイングを見た時から素晴らしいと思った。昨年秋のカープとの練習試合で、代表の投手からヒットを何本も打ったのは凄く印象に残っています」

 昨年11月に開催された「アジアプロ野球チャンピオンシップ」でも田村は「候補に挙がっていた」と明かした指揮官。シーズン終盤の負傷で選出は見送ったものの、侍ジャパンとの練習試合でヤクルト・田口ら左投手から2安打を放ち、能力の高さを再認識したという。

 「その時に春は入れたいと思った。ケガなく今季はレギュラーとして出てほしい。どれだけ伸びるか楽しみ」

 1軍出場わずか10試合、通算22打数8安打ながら、打撃センスでポスト西川と期待される20歳。「井端監督と話したのは初めて。侍ジャパンの中でも、しっかり結果を出したいと思うようになりました」と目を輝かせた。(江尾 卓也)

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