堅守と広角打撃の広島・レイノルズ「何でもやる」 新井監督は「アンディ・シーツのイメージ」

[ 2024年1月31日 05:45 ]

会見に臨んだ広島・レイノルズ
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 広島に新加入したマット・レイノルズ内野手(33=レッズ)が30日、広島市南区のマツダスタジアムで入団会見に臨んだ。自慢の堅守と広角への打撃で勝利への貢献を誓った。

 持ち味を尋ねられ「守備が強み。自信がある」と即答した。二遊間を中心に、捕手以外のポジションを守るユーティリティー性が売り。新井監督は「アンディ・シーツのイメージ」と話し、03~04年に広島、05~07年は阪神に在籍した名手の名前を挙げた。

 メジャー通算7発ながら、昨季は3Aルイビルで22本塁打とパンチ力を秘める。広角に打ち分け「逆方向に打ち返すスタイル。最近は引っ張りでも長打を打てると証明できているので、そのへんも見てほしい」と強調する。

 元西武のニール、元楽天のブセニッツ、前広島のマクブルームから情報収集し、準備は万全。「チームが勝つためなら何でもやる。一生懸命プレーし、力を出し切ることを約束する」。堅守の触れ込みで4番を担ったシーツ級の活躍に期待だ。

 ◇マット・レイノルズ 1990年12月3日生まれ、米オクラホマ州出身の33歳。12年ドラフト2巡目(全体71番目)でメッツと契約。16年5月17日のナショナルズ戦でメジャーデビュー。ナショナルズ、ロイヤルズ、メッツを経て22年4月途中からレッズでプレー。メジャー通算225試合で打率.229、7本塁打、42打点。守備は主に内野ながら、外野もこなし、22年5月には2試合で救援登板を経験。1メートル85、95キロ。右投げ右打ち。

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