虎投&チームの大黒柱になる 阪神・青柳が完全復活を誓う「格好いい姿、活躍する姿を見せたい」

[ 2024年1月25日 05:15 ]

限定ユニフォームを着用し、笑顔の阪神・青柳 (撮影・中辻 颯太)
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 虎投、そして一家の大黒柱として存在感を示す。阪神・青柳が24日、「Family with Tigers Supported by Joshin」のユニホーム発表会見に出席。完全復活する姿を、支えてくれる家族に届けることを誓った。

 「自分の家族には格好いい姿、活躍する姿をもちろん見せたい。いろんな人の支えがある。1試合でも多く見せられたら」

 「Family with~」は「家族」がメインテーマとあり母子家庭で育ち、愛妻家でもある右腕は言葉に力を込めた。昨季は2軍降格を経験するなど不振。結婚を発表した19年に初めてローテーションを完走し、21年から2年連続最多勝など上り調子だっただけに「結婚してからずっと良かったので。昨年は苦しい1年を(妻に)見せた」と悔しさをにじませる。

 食事面をはじめ、シーズン中は自身のパフォーマンス発揮のために献身的なサポートを欠かすことのない妻への2年越しの恩返しはエース復権でこそ果たされる。「Family with~」の対象試合は5月から9月まで計6試合を予定。鮮やかな水色のユニホームに通年袖を通すことはすなわち、投手陣の中心としてフル回転するということだ。

 「より多く着られたら、ずっと(1軍に)いることだと思う。昨年18試合しか投げられなかったので25試合以上投げられるように」

 目標をいずれも規定投球回に達した19、21年の自己最多25試合登板に設定。ミッションクリアとなれば、残り162回2/3に迫る1000投球回の今季中の到達も視野に入る。

 「優勝にあまり貢献できなかった。これを見るたびに昨年のシーズンを思い出す」

 ユニホーム右袖に縫い付けられた「セ・リーグ チャンピオン・エンブレム」にも刺激を受け、決意を強くした。 (遠藤 礼)

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