オリックス移籍の吉田輝星が自主トレ公開「環境に早くなじんで、自分らしくできるように」

[ 2024年1月25日 16:00 ]

囲み会見中もボールを触り感触を確かめる吉田輝星(撮影・井垣 忠夫)
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 今オフに日本ハムからトレードで移籍したオリックス・吉田輝星投手(23)が25日、大阪・舞洲で自主トレを公開した。今月中旬まで鹿児島・鹿屋体育大学で行った自主トレで、球速アップに手応え。食事の糖質制限による肉体改造にも自信を見せ、新天地での活躍を誓った。

 「納得のいく自主トレになった。ピッチング(練習)で、普段は136、38キロぐらいまでしか出ないんですけど、148キロぐらい出て。試合で出るような数字が練習で出ている。試合の方が球速が上がると思うので、そういう意味では去年より全然、いいボールが投げられている」

 昨季は股関節などのコンディション不良もあり、1軍戦登板は3試合のみ。一昨年の51試合から大幅に後退した。3連覇中のチームに加入した今季は、出直しを期すシーズンとなる。

 「楽しみの方が多いけど、ファイターズより選手の数も多いし、テレビで見て知っている選手とか、先輩もたくさんいる。そういう環境に早くなじんで、自分らしくできるように頑張りたい」

 12日の23歳の誕生日には鹿屋市のスポーツ課から焼肉をごちそうされ「炭水化物を摂らないトレーニングをしていたんで、鹿屋牛という有名な牛肉をたくさん食べさせてもらいました」とニッコリ。秋田・金足農時代の6年前に甲子園を沸かせた大器が、関西の地で飛躍を狙う。

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