今永昇太 カブスと契約合意と米報道 鈴木誠也と共闘、名門球団で世界一目指す

[ 2024年1月10日 09:11 ]

DeNA・今永
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 DeNAからポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた今永昇太投手(30)が9日(日本時間10日)、カブスと契約に合意したと米メディアが報じた。鈴木誠也外野手(29)と同じチームとなり、名門球団で世界一を目指す。

 戦いの舞台は決まった。今永の代理人を務めるオクタゴン社の長谷川嘉宣氏は12月6日(日本時間7日)、ウインターミーティングの場で報道対応し「10球団強」と交渉を開始したことを明言。ウインターミーティング前に複数球団とオンライン面談を実施していたが、当時は大谷、山本などFAトップランクの所属先が決まっておらず、市場自体が停滞モードだった。

 FAの先発投手としては2番手グループに位置付けられていた今永の交渉は、大谷、山本の移籍先決定を機に激しく動いた。両者を獲得するに至らなかったヤンキース、メッツなどを中心にした大争奪戦に発展。好条件という大きな期待を受けての契約合意となった。

 今永は入団から8年間で3度の2桁勝利を含む64勝をマーク。安定感に加え、今季は148イニングで174奪三振を記録し、自身初タイトルとなる最多奪三振を獲得した。米国でも貴重な左腕であることに加え、奪三振率の高さが評価され、複数球団の争奪戦となっていた。

 11月13日に横浜スタジアムで開いた会見で「自分の可能性を信じてくれている人たちに恩返しができるようにしたい。自分の可能性が無限大に広がるチームで戦えればな、と思っています」と話していた左腕。夢へのスタートラインについた。

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