パドレス入団の松井裕樹に大谷翔平からエール?「同地区だけどよろしくねと言われました」

[ 2024年1月10日 10:00 ]

パドレスの松井裕樹
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 楽天から海外FA権を行使し、日本人救援投手史上最高額となる5年総額2800万ドル(約39億8000万円)の契約でパドレスに加入した松井裕樹投手(28)が10日、オンラインで入団会見を行った。同じナ・リーグ西地区で、大谷翔平、山本由伸など大型補強を続けるドジャースに対し「当然、倒さなければいけない相手だと思う。何とか牙城を崩せるようにやらないといけない」とライバル心をあらわにした。

 両軍は3月20、21日に韓国で開幕カードを戦う。“侍対決”が、いきなり実現する可能性は十分にある。ドジャースについて「巨大戦力のライバルチームになるので、世界で一番早い開幕になる。たくさんの方に注目される中でドジャースに勝って勢いを付けられるようにできればいいと思います」と話し、「その中で、自分の登板があれば、いい形で最初の登板を終えられるようにしっかり準備して臨みたいと思います」と3カ月後を見据えた。

 入団決定後に大谷とはメッセージをやり取りした。「契約おめでとうと言っていただいて、同地区だけどよろしくねと言われました」と笑顔で振り返った。

 抑え投手として期待を受ける松井だが、ライバルは多い。今オフ、韓国・LGから同じくポスティングシステムでパドレスに加入した通算139セーブの高祐錫(コ・ウソク)、元阪神で2年間で71試合に登板したスアレスらとクローザーの座を争いながら、開幕を迎えることとなる。

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