松井裕樹がパドレス入団会見 先輩の金言「最後は慣れた」で不安解消 妻は「サンディエゴでよかった」

[ 2024年1月10日 10:16 ]

松井裕樹
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 楽天から海外FA権を行使し、日本人救援投手史上最高額となる5年総額2800万ドル(約39億8000万円)の契約でパドレスに加入した松井裕樹投手(28)が10日、オンラインで入団会見を行った。環境面の多少の不安を口にしたが、先輩からの「金言」と家族の万全のバックアップを受けて、自分の力を出し切る。

 異国での生活について不安を問われた松井は正直な思いを口にした。英語については「聞いて頑張ります。昨年は投手に英語圏の選手がいなかったので、なかなか話す機会なかったんですが、契約の際に1週間から10日くらいアメリカにいたら少し聞き取れるようになったのでアウトプットの部分を頑張りたい」と習得への意気込みを示した。

 不安があるとすれば言語より食事だ。「ホームは問題ないと思いますが、ビジターの部分はちょっと不安がある」。不安を払しょくしてくれたのは、頼もしい「先輩」の金言だ。「田中さんは“最後の方は慣れた”と。素晴らしいビジター食を用意していただけるようなので、まずは慣れていければと思います」。メジャーで7年間戦い、慣れない環境の中でも通算78勝を挙げた楽天・田中将大の言葉は何よりも説得力があった。

 女優でモデルの妻・石橋杏奈は「どこに行ってもいいということは言われていたんですが、その中で気候も良くて、子供達も過ごしやすいので、サンディエゴでよかったと言ってくれた。パドレスはユニホームが格好いいので嬉しいと言っていた」と移籍先に大満足。家族の万全バックアップを受けて新たな舞台へと踏み出す。

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