秋山翔吾「広島は住みやすい」「チームメートは想像通り」 マエケンは「もう8年も」と感傷的に

[ 2024年1月4日 21:27 ]

広島・秋山
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 広島の秋山翔吾外野手(35)がパーソナリティーを務める文化放送の特番「秋山翔吾の打って守ってしゃべります」が1日正午から放送され、大親友の前田健太投手(35=タイガース)がゲスト出演。秋山が前田の古巣でもあるカープについて語った。

 “ラジオ大好き”の秋山が念願かなって始まった番組も3回目。これまでテレビやYouTubeで何度も共演し、その仲良しぶりが野球ファンを笑顔にさせ続けてきた同学年の2人がラジオでも初共演を果たした。

 そのなかで、秋山の2023年という話になった。苦しんだ2022年から23年4月は.404という高打率で終えたことを聞かれると「でもオープン戦の時は良くなかった。オープン戦良くなくて、最後のほうに新井さんにタイミングの話をされて。“守ってる時に相手にどんなタイミングでも合いそうな間合いで打ってたよ”って。打ち方じゃなくてその間合いの話をされて少し“あっ!そっちがやっぱ大事だな”って思えて4月に入ったんだよね。だからオフにやってたものの手応えというよりはそこだけがうまくいってた」とまずは新井貴浩監督(46)に感謝。

 そのうえで「だんだん崩されていって、やっぱり間合いってところを忘れがちになるところが、一番おろそかになったのが後半に向けてしんどくなってたかなっていうところだったんだよね…。このまま(4割)いくなんて全く思ってなかったけど。(3・4月は)いいスタートだなとは」。

 そして、数字以上に「もうちょっと健康にやりたかった」「もうちょっとケガなくいきたかったなっていうのは正直なところ」という秋山。ここで前田が「もうおじさんだから、オレたちも」となぜか甘い声でささやくと、秋山も「ねぇ…。うん…」と同意。「仕方ないよ」と甘い声が続くマエケンに「正月だよ?」と秋山が思わずツッコミを入れる場面もあった。

 「見てる人はね、あんまり気づかないと思うんですけど、みんなどこかに痛みを抱えてたりとか。やっぱ隠しながらやってる選手が大半なんで。そこをどう乗り切っていくかというか、どうカバーしていくかというか。その戦いにもこれから、35からなってくる」とマエケン。秋山も「余計なるだろうね」と少ししんみりした。

 そして、ここまで1年半過ごした広島での生活やカープについて「どうですか?居心地は」と聞かれると、秋山は「広島の街、住みやすいよ」とキッパリ。「チームメートは想像してた通り。キク(菊池涼介)とかアツ(会沢翼)とかコースケ(田中広輔)とか。あのへんは分かったうえで行ってるから。あとは若い選手も熱心に頑張ってる子も多いし」とした。

 広島を離れて8年のマエケンはともに戦っていない若手も増え「時の流れを感じるんですよ…。もう8年もたったのかって」とちょっぴり寂しそう。秋山も「オレだって西武の選手で一緒に入った選手とかは引退していってる選手も多くなってきているなとは思うしね。一緒にやったのはトノ(外崎修汰)とかゲン(源田壮亮)とか中村(剛也)さん、栗山(巧)さんとかってなったから。時代は流れてるなーと」と感傷に浸っていた。

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