パドレスが韓国LGのコ・ウソクを2年6億4000万円で獲得　松井裕樹らと守護神争いへ

韓国代表のコ・ウソク
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　パドレスは3日（日本時間4日）、ポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す韓国プロ野球・LGツインズの高佑錫（コ・ウソク）投手（25）と2年契約を結んだことを発表した。

　ニューヨーク・ポスト紙のジョエル・シャーマン氏は自身のX（旧ツイッター）に「パドレスと韓国のリリーバー、コ・ウソクは2年総額450万ドルの契約で合意している」と契約内容を投稿した。

　コ・ウソクは韓国通算354試合で19勝26敗、139セーブ、防御率3・18、401奪三振をマーク。今年3月のWBCでも韓国代表に選ばれた。ただ、負傷により本大会への出場はなかった。

　パドレスはヘイダーがシーズン後にFAとなり、守護神が不在。楽天から5年5年総額2800万ドル（決定時約39億8000万円）で移籍した松井裕樹、元阪神のスアレスらと抑えを争うことになる。

　また、開幕シリーズ（3月20、21日）は韓国・ソウルでドジャースと開催することが決まっており、母国でメジャーデビュー、さらには大谷翔平と対戦する可能性もある。内野手のキム・ハソンとは同僚となる。

　コ・ウソクの義兄で、元中日・李鍾範氏の息子である李政厚（イ・ジョンフ）はジャイアンツと6年総額1億1300万ドル（約188億5000万円）と契約しており、義兄弟でMLB選手となる。コ・ウソクはイ・ジョンフの妹と結婚している。