野球殿堂 来年の殿堂入り候補者を発表 通算1002試合登板の岩瀬仁紀氏ら7人が新たに候補入り

[ 2023年12月5日 15:00 ]

(左から現役時代の)巨人・山口、杉内、西武・松井、広島・新井、中日・岩瀬、荒木、浅尾
Photo By スポニチ

 野球殿堂博物館は5日、来年の野球殿堂入りの候補者を発表した。

 プレーヤー部門では元中日でプロ野球史上最多の1002試合登板を記録している岩瀬仁紀氏(49)、通算2203安打で広島監督の新井貴浩氏(46)、日米通算2705安打で西武監督の松井稼頭央氏(48)ら7人が新たに候補入りした。

 スライダーを武器にリリーフとして活躍した岩瀬氏は最優秀中継ぎ投手に3度、最多セーブに5度輝き、歴代最多の通算407セーブをマーク。日本ハムとの07年日本シリーズ第5戦では、8回完全投球で降板した先発・山井の後を受けて9回を3人で抑え、2人で「完全試合リレー」を達成した。

 18年の松井秀喜氏、金本知憲氏以来、史上7人目の候補者初年度での殿堂入りも期待される。

 エキスパート部門では西武前監督の辻発彦氏(65)が候補入り。今年3月のWBCで侍ジャパンを14年ぶりの世界一に導いた日本代表前監督の栗山英樹氏(62)がどこまで票を伸ばすかも注目となる。

 選考は各部門ごとに定められた投票資格を持つ報道関係者らの投票で行われ、来年1月18日に発表される。

◇殿堂入りの新たな候補者(プレーヤー部門)※敬称略
浅尾 拓也(元中日)
新井 貴浩(元広島)
荒木 雅博(元中日)
岩瀬 仁紀(元中日)
杉内 俊哉(元巨人)
松井稼頭央(元西武)
山口 鉄也(元巨人)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年12月5日のニュース