山本昌さん 32年間の現役生活でひそかにしていたある“工夫” その結果…

[ 2023年12月5日 19:35 ]

山本昌氏
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 元中日投手の山本昌さん(58)が4日に放送されたNHK BS「球辞苑~プロ野球が100倍楽しくなるキーワードたち~」(月曜後9・00)にゲスト出演。50歳まで続けた現役時代にマウンドでしていたささやかな“工夫”とそのてん末を語った。

 10年目に突入した番組の第1回目で取り上げたテーマは、特にマウンドの投手には欠かせない滑り止めの「ロジンバッグ」。現役からもヤクルトの石川雅規投手(43)とロッテの益田直也投手(34)がスタジオ出演し、それぞれのこだわりを語り合った。

 そのなかで、山本さんは試合中のロジンの置き場所について「こだわりがあったんです」とし、「投げたらちょっとファースト側に体跳ぶんです、ピョーンっと」と自身の投球後の体の動きについてまずは触れた。

 そして、「グラブ伸ばしたところで、その先にロジンを置いてたんです。ずーっと32年間」とし、その理由について「一回ぐらい当たってショートゴロになんないかな、とか。センター前ヒットが当たんないかなー」と、安打性の打球がロジンに当たって方向を変え凡打になってくれることを期待して同じ場所にロジンを置き続けていたと明かした。

 だが、「…だったんですけど。32年間、一回も当たらなかったんです」とガックリ。「5万球以上放ったのに一回も当たらなかった」と笑わせ、同じ場所ではなく打球方向の統計を取って置く場所を変えたほうが良かったのでは?とツッコミを受けていた。

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