西武・平井克典が残留決断!国内FA権行使も球団と複数回話し合い重ね条件合意

[ 2023年12月6日 01:00 ]

西武残留を決断した平井
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 国内FA権を行使していた西武・平井克典投手(31)が残留を決断したことが5日、分かった。

 入団から7年間で通算337試合に登板してきた右腕は「ライオンズとゆっくり話し合いたい。時間を設けるためにも宣言させてもらいます」と残留を基本線に権利を行使。11月末には「来年しっかりやるために条件を含めてまだ話したいことは多々ある」としていたが、この日までに球団と複数回話し合いを重ね、残留することで合意した。

 ホンダ鈴鹿から16年ドラフト5位で入団。18年に64試合、19年には稲尾和久(西鉄)の持っていたパ・リーグ記録(78試合)を更新する81試合に登板し、リーグ連覇に貢献した。21、22年は手薄になった先発ローテーションも支えた。愛着ある仲間とファンのため、来季以降も鉄腕が全力で腕を振る。

 ◇平井 克典(ひらい・かつのり)1991年(平3)12月20日生まれ、愛知県出身の31歳。飛龍、愛知産大からHonda鈴鹿を経て16年ドラフト5位で西武入団。17年5月27日楽天戦でプロ初登板。初の球宴出場を果たした19年にはパ新記録のシーズン81試合登板を記録。今季10月3日ロッテ戦で通算100ホールドを達成した。1メートル80、86キロ、右投げ右打ち。

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