巨人・松井颯 0―0の6回に2番手として登板も1死も取れず 無死満塁のピンチ招いて降板

[ 2023年9月18日 15:50 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年9月18日    東京D )

6回途中、ピンチをつくって降板する松井(撮影・西川祐介)
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 巨人の新人右腕・松井颯投手(23=明星大)がヤクルト戦(東京D)でリリーフ登板。1死も取れずに無死満塁のピンチを招いて降板した。

 0―0で迎えた6回、2番手としてマウンドへ。だが、最初に打席へ迎えた1番・塩見にいきなり四球を与えると、2番・内山の送りバントを自ら処理して悪送球。無死一、三塁としたところで3番・山田にも四球を与えて無死満塁とすると、ここで原辰徳監督(65)がベンチを飛び出して自らマウンドへ向かい、投手交代を告げた。

 ここで登板した3番手左腕・今村は4番・村上に先制の中犠飛を打たれたが、5番・サンタナは二ゴロ併殺打に仕留め、最少失点で切り抜けている。

 松井の投球内容は0/3回で打者3人に対して16球を投げ、無安打1失点(自責0)。奪三振はなく、与えた四球が2つ、直球の最速は151キロだった。

 松井は5月21日の中日戦(東京D)でプロ初登板初先発し、3回まで完全投球を見せるなど5回2安打無失点と好投してプロ初勝利をマーク。育成出身の新人が初登板で初勝利を挙げるのは2018年のソフトバンク・大竹耕太郎(現阪神)以来5年ぶりNPB2人目、セ・リーグ初となる快挙を達成していた。

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