佐伯貴弘氏 逆転勝ち阪神の立役者は「全てがお見事」なあの選手「本当に貴重ですね」

[ 2023年8月4日 22:16 ]

セ・リーグ   阪神5-2DeNA ( 2023年8月4日    横浜 )

佐伯貴弘氏
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 元横浜、中日で通算1597安打を放った野球評論家・佐伯貴弘氏(53)が、4日のDeNA―阪神戦を中継したサンテレビに出演。阪神の逆転勝利を解説した。

 1-0の6回に、DeNA・牧に逆転2ランを許した阪神だが、8回の好機で一挙に3点を奪い、逆転に成功した。ノイジーの同点打。木浪が逆転打となったが、忘れてはいけない逆転劇の立役者として、浜地、植田の名前を挙げた。

 7回、流れがDeNAに傾きかけていた中で、浜地が3者凡退。佐伯氏は7回が始まる前にカギを握ると解説していたが、その通り流れを引き寄せた快投で「どちらにとっても大事な回だったが、浜地選手が3者凡退に。悪い流れを、まず自分のチームに持ってくるという仕事をしてくれた」と勝因の1つに挙げた。

 さらに佐伯氏は「そして、その中での植田選手の盗塁ですね」と、植田の名前もピックアップ。8回に代走で登場した植田が二盗と相手のスキを突いた好走塁で三塁を陥れた。「盗塁、走塁、走力。全てがお見事でしたね」と称えた。

 植田は8回の守備では好守を見せると、9回に回ってきた打席では犠打もきっちり決めた。初球を決めたナイスバントで、佐伯氏は「こうやって途中から試合に出てきて、試合の流れに逆らわずに仕事をする選手は本当に貴重ですね。最高の仕事」と称賛していた。

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