今浪隆博氏 神奈川決勝で話題となった横浜の併殺崩れに見解「みなし判定?僕は11年プロでやったが…」

[ 2023年8月4日 15:40 ]

<慶応・横浜>慶応に敗れ肩を落とす横浜ナイン
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 日本ハム、ヤクルトで通算405試合に出場した今浪隆博氏(39)が自身のYouTube「今浪隆博のスポーツメンタルTV」で、神奈川大会決勝の横浜―慶応戦で話題となった併殺プレーでの遊撃手の二塁ベースへの入り方を解説した。 伝統のバンカラにチアの華やかさ横浜高校の応援動画

 横浜の遊撃手・緒方漣のプレーをテレビ中継で見ていたという今浪氏だが、まず大前提として「あのプレーに関しては審判さんがジャッジすることだから僕が何か言うことはない」と断った。

 その上で、自身のプロ野球での経験を踏まえて解説した。

 まず二塁手からボールを受けるとき遊撃手は二塁ベースのセンター側に立って、ボールを捕った後にベースのセンター側の角をガンと思い切り蹴って送球するのが「基本的なベースタッチの仕方」と話した。

 蹴ることで一塁に近づき、送球の距離を縮めると当時にボールに勢いをつけるためだという。

 プロ野球ではベースに触れなくてもタイミング的にアウトならOKという「みなし判定」があるのではという疑問に対しては、「僕は11年間プロ野球でやったが一度もない」と断言した。

 時間的な余裕がないとき、踏むと投げるのギリギリを攻めることはあるが、「審判さんはめっちゃ見てる。視線を感じる」という。

 緒方のプレーについて「ジャッジは絶対ということもあるし、色々考えさせられることはある」と、横浜高校を支え続けた主将を思いやったが、自身の経験を踏まえて「分かりやすく確実にやるというのは僕ぐらいの選手は心がけていた」と説明した。

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