巨人・浅野翔吾 注目の1軍初昇格もデビューはお預け 初の1軍ベンチ入りで球団ワースト17三振

[ 2023年7月7日 21:46 ]

セ・リーグ   巨人1―2DeNA ( 2023年7月7日    東京D )

<巨・D>2回、ソロを放った岡本を出迎える浅野(中央)(撮影・西尾 大助)
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 巨人のドラフト1位ルーキー、浅野翔吾外野手(18=高松商)が7日に出場選手登録され、初の1軍昇格。1点を争う接戦となった同日のDeNA戦(東京D)は最後まで出番なく、待望の1軍デビューはお預けとなった。

 試合後、浅野について聞かれた原辰徳監督(64)は「役割のなかで今日は、登用する場面(がなかった)。延長戦でも入れば話はまた変わるでしょうけどね」と話した。

 巨人は2回に主砲・岡本和の両リーグ20号一番乗りとなるソロ弾で先制したが、相手先発左腕・今永に7連続を含む15三振。9回には3番手右腕・山崎に2三振を喫して17三振で敗れた。

 1試合17三振は2004年8月1日阪神戦(甲子園)、19年4月9日中日戦(ナゴヤD)に続いて4年ぶり3度目の球団ワーストタイ記録。本拠・東京ドームでは初の屈辱となった。

 浅野の1軍昇格が決定した際、原監督は「足と守備。必要なパーツとして彼を」と代走などでの途中出場という起用を示唆。

 浅野自身は7日の試合前に行われたフリー打撃で左中間席上段に飛び込む打球を打つなど68スイングで19本の柵越えを放ち「今日はあまり緊張せずに、いい感じでバッティングもできていたので良かった」と笑顔を見せていた。

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