阪神・ノイジー　滑り込まず憤死　送球が体に「当たればと思って」可能性にかけるも好返球に阻まれる

セ・リーグ   阪神0－4広島 （ 2023年7月6日    マツダ ）

＜広・神＞　7回2死一塁、本塁憤死に肩を落とすノイジー（撮影・大森　寛明）
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　唯一の可能性にかけた走塁だった。7回2死一塁から代打・渡辺諒が左翼線に痛烈な一打を放った。長打を確信した阪神・ノイジーは一塁から三塁…を回って一気に本塁へ。最終的にはベースに滑り込むことなく憤死した。

　「送球が（捕手の位置）とかぶっていたと思った。（体に送球が）当たればと思って。タイミングはアウトだった。キャッチャーをケガさせてもいけないから、スライディングはしませんでした」。アウトのタイミングだったことで、次は送球が体に当たれば生還できると瞬時に判断。しかし、相手野手の好返球に阻まれた。

　一方で打撃は上昇気配だ。2回1死では初球のスライダーを中前に運び、3試合連続安打。「状態は良くなっている。（今後も大切なことは）ランナーがいるところで打つことだ」と前を向いた。