江川卓氏 大谷翔平が本塁打王を獲る可能性は?「今の打撃していれば」「ピッチャーは投げるところない」

[ 2023年6月25日 17:04 ]

江川卓氏
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 元巨人で野球評論家の江川卓氏(66)が、25日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手(28)の今季の到達点について、自身の見解を示した。

 番組では、大谷の今季これまでの戦いぶりを特集。今季はメジャートップの25本塁打に加え、リーグトップタイの60打点を放つなど打撃が特に絶好調で、7月11日(日本時間12日)に行われるオールスター戦に3年連続3度目の出場を決めた。

 大谷が今季、本塁打王を獲得する可能性について問われると、江川氏は「100%」と書かれたボードを掲出。元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が「99%」のボードを出すと、「逃げがありますよね?」といじった。

 江川氏は「僕は、外れたらしょうがない。ケガ以外は(獲得する)」と自信を口にし、「今の打撃をしていれば間違いないですよね。ピッチャーは投げるところないですもん」と、投手視点で理由を説明した。

 長いシーズンでスランプなどに陥る可能性もあるが、江川氏は過去に大谷へインタビューした時の手応えから、その可能性に言及した。「高めのボールに手を出して打てるので、手を出してきているので、ストライクゾーンを広げてきているので。野球ってストライクゾーンを広げれば広げるほど、今は打っていますけど、やっぱりフォームは少し崩すので、そこでやめておければ(大丈夫)。“ここまででやめておこう”と」と、大谷が気持ちにブレーキをかけられるタイプだと判断。「その上のボールまでいくとちょっと分かりませんけど、性格的にはやめると思います」と見通しを語った。

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