大谷は本塁打競争に出るべき？　江川卓氏「選ばれたら出るという視点の方」　長嶋一茂と真逆の見解

江川卓氏
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　元巨人で野球評論家の江川卓氏（66）が、25日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」（日曜正午）に出演し、大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手（28）が7月11日（日本時間12日）のオールスター戦をめぐり、元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂（57）と議論をかわした。

　番組では、大谷の今季これまでの戦いぶりを特集。今季はメジャートップの25本塁打に加え、リーグトップタイの60打点を放つなど打撃が特に絶好調で、7月11日（日本時間12日）に行われるオールスター戦に3年連続3度目の出場を決めた。

　大谷には、前夜祭で行われる本塁打競争への出場要請が届くのが濃厚とみられている中、出場すべきかについて2人で意見が分かれた。一茂は「絶対、出ちゃダメだと思います。間違いなくダメです。やっぱり崩すからです、バッティングフォームを。あれで実際、崩しましたよね、一昨年」と断言。一昨年は本塁打競争に出場したが、シーズン後半戦は相手チームに徹底マークされたこともあり、前半戦ほどの成績を残せなかったことを懸念した。

　一方で江川氏は、大谷の活躍について番組が東京・巣鴨でお年寄りらに行った街頭インタビューに触れ、「巣鴨の人、言ってたじゃないですか？性格いいって」とジョークで返答。「出ますよ。崩す、崩さないじゃなくて、選ばれたら出るという視点の方なんです」と、大谷の性格から出場するのではとの見方を示した。