ソフトバンク・デスパイネ再入団会見「自分の故郷にいるような感覚」最短7・4日ハム戦での合流目指す

＜デスパイネ入団会見＞意気込みを語るデスパイネ（撮影・岡田　丈靖）
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　ソフトバンクに再加入したアルフレド・デスパイネ外野手（37）の再入団会見が25日、ペイペイドーム内で行われた。昨季まで6年間在籍。キューバ代表としてもWBCで4強入りに貢献した顔なじみの大砲は、白シャツ姿にネクタイ姿のラフな姿で登壇。新たな決意を明かした。

　「ホークスは自分の故郷、キューバにいるような感覚で接していける。素直にすごく嬉しく思います。感謝します。早くグラウンドに出て1軍の力になれるように頑張りたい」

　WBC終了後には、母国の国内リーグの「グランマ」でプレーを続け、24日に再来日した。この日のオリックス戦前。藤本監督は「また、大きくなっとったな」と久々の再会を喜んでいだ。

　今後は筑後ファーム施設でリハビリ組からの再調整を開始。最短で7月4日からの日本ハム3連戦（ペイペイドーム）からの1軍再合流を狙う。ホークスでの経験と勝負強さ、右の長距離砲として期待がかかる。代打、DHでの起用が濃厚だ。

　昨季は出場89試合でキャリアハイの打率・269。14本塁打、40打点も、新たな補強方針から昨年12月に自由契約となっていた。「リーグ優勝、日本一に努力する。僕以外も引き続き応援していただけたら」。いつもの笑顔を、振りまいていた。