阪神・富田　先発でも「やるべきことは変わらない」　2軍に合流、新しい役割に意欲

アップで体をほぐす富田（撮影・後藤　正志）
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　先発調整のため出場選手登録を抹消された阪神・富田は、2軍に合流して甲子園の室内練習場で汗を流した。開幕1軍入りを果たし、中継ぎとして活躍してきたドラフト6位左腕は、新しい役割へ「自分のやるべきことは変わらない」と意気込んだ。

　三菱自動車岡崎時代は先発を務め、昨年のU23W杯では日本代表の優勝に貢献して大会最優秀投手賞とベストナインに輝いた。長いイニングにも不安はなく「自分の良さをしっかり出して、良い機会だと思ってやっていきたい」と頼もしい言葉を残した。

　和田2軍監督は、ウエスタン・リーグの12日のソフトバンク戦（鳴尾浜）以降の登板を想定。「アマチュア時代から見ているけど、先発でずっとやっていた。全く不安もない。本人もやりたいんじゃないかな」と期待を寄せた。（山手　あかり）