Rソックス・吉田正尚　初回に16試合連続安打！　休養明け1打席目から全開

インターリーグ   レッドソックスーフィリーズ （ 2023年5月7日    フィラデルフィア ）

＜フィリーズ・レッドソックス＞ベンチでチームメートを迎える吉田（AP）
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　レッドソックスの吉田正尚外野手（29）が7日（日本時間8日）、敵地フィラデルフィアでのフィリーズ戦に「2番・DH」で出場。初回の第1打席で左前安打を放ち、連続試合安打を16に伸ばした。

　初回1死、カウント1－0からフィリーズ先発・ウォーカーの投じた外角スプリットを確実に捉えた。鋭いライナー性の打球は左前へ。第1打席から巧みなバットコントロールを見せつけた。しかし次打者・タピアの時にけん制死。首を傾げ、表情をこわばらせてベンチへと戻った。

　前日6日（同7日）の同戦は、4月19日のツインズ戦以来16試合ぶりに欠場。貴重な完全休養日に充てた。長いシーズンを見据え、しっかりと体を休めるとともに、気持ちもリフレッシュできる嬉しい出来事もあった。大学時代から憧れの存在だったフィリーズのスーパースター、ブライス・ハーパーと対面。昨年のプレーオフで使用したバット2本とスパイクをプレゼントされ、笑顔が絶えなかった。

　緊張もあったが「凄くいい時間を過ごさせていただきました。（プレゼントは）宝物にしたいと思います」と濃密な時間に心が躍る。「球場全体を巻き込むというか、歓声もそうですし、スーパースターの一人だと思いました」。試合前の時点で通算1385安打、286本塁打、818打点。2度のシーズンMVPを獲得するなど、好成績を継続し続ける「スーパースター」の前で、会心の安打を放った。