日本ハム初の3連勝だ!ラスト侍・伊藤大海が勝った「これ以上迷惑かけられない」

[ 2023年5月2日 21:20 ]

パ・リーグ   日本ハム7―1西武 ( 2023年5月2日    ベルーナD )

<西・日(4)>7回、山川から三振を奪い吠える伊藤 (撮影・白鳥 佳樹)
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 日本ハム・伊藤大海投手(25)が7回1失点の好投。開幕5戦目で初勝利を挙げ、チームも今季初の3連勝を飾った。

 伊藤はこの試合から1軍復帰したWBC同僚の山川をスライダーで三邪飛、146キロ直球で二飛、そして6回2死二塁では130キロのスライダーで空振り三振に仕留めるなど気合いの投球で西武打線を封じた。

 伊藤は「これ以上チームに迷惑をかけることは出来ない。腕がちぎれてもいいという気持ちで投げた」と振り返った。

 WBCの日本代表先発陣で、最後の最後にようやく白星を挙げた。「厳しい言葉もいただいた。これからは勝っていきたい」と、前を向いた。

 ここまで4試合に登板して3敗。前回25日のオリックス戦(エスコンフィールド)は5回途中6失点で降板。昨季チームトップ10勝を挙げた右腕らしくない姿に新庄監督は「ちょっと悲しいですね。次回も同じような投球だったら、ちょっと(起用法を)考えます」と、厳しい言葉も投げかけ、奮起を促した。

 伊藤も「ラストチャンス」と位置づけ、ブルペン入りを3度に増やすなどルーティンを変えてこの試合に臨んでいた。

 打線も五十幡の足を生かし、スクイズで先制点をもぎ取ると、相手ミスにもつけ込みながら得点を重ねた。

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