あぁ、巨人…4点リード守れず 3発被弾で7失点黒星 戸郷4失点 中田翔リーグトップ7号も空砲

[ 2023年5月2日 21:41 ]

セ・リーグ   巨人5―7ヤクルト ( 2023年5月2日    東京D )

<巨・ヤ>6回、勝ち星が消えベンチで肩を落とす戸郷(撮影・沢田 明徳)
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 巨人は東京ドームでは今季初となったヤクルト戦で4点リードを守れず、逆転負けを喫して2連敗。4位浮上を逃した。

 初回、今季初めてスタメン1番に起用された広岡がヘッドスライディングで内野安打をもぎ取って今季チーム3つ目となる初盗塁を決め、1死三塁から坂本の三塁ベースを直撃する適時打で1点先制。2回には9試合ぶりスタメンとなった先頭・丸の四球から大城卓、ブリンソンの連打と戸郷の犠飛、秋広の適時打で一挙3点を入れて2回終了時点で4―0とリードを奪った。

 だが、リーグトップの4勝目を目指した戸郷がこのリードを守れず、オスナと山田に一発を浴びるなど6回途中8安打4失点で降板。4―4で迎えた8回には、開幕から7試合連続無失点中だったドラフト3位右腕・田中千がオスナに2ランを浴びて勝ち越しを許した。

 4―6で迎えた8回には、4月29日の広島戦(東京D)で栗林から逆転サヨナラ2ランを放っている中田翔が開幕から11試合連続無失点中だった相手5番手右腕・清水から7号ソロを放って1点差に迫ったが、直後の9回に5番手右腕・菊地が1失点。再び2点差に広げられた。

 5―7と2点を追う9回には先頭・広岡が交換トレードの相手だった6番手左腕・田口から右前打を放って出塁。秋広の代打・長野は9球粘るも空振り三振に倒れ、坂本は併殺崩れの遊ゴロで2死一塁となった。岡本和は2球で2ストライクと追い込まれながら粘りに粘って12球目を見極めて四球を選び、2死一、二塁とチャンス拡大。ここで中田翔が打席に入ったが、8球目を中飛に終わって3日前の再現はならなかった。

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