“ゼロ”からのスタートで「バントの神様」に!?川相昌弘氏「高校まではバントを防ぐ側だった」

[ 2023年1月19日 22:25 ]

2003年9月、犠打世界新記録の特別表彰を受け、ファンの声援に応える巨人・川相昌弘
Photo By スポニチ

 巨人の川相昌弘1軍総合コーチ(58)が19日放送のNHK BS「レジェンドの目撃者」に出演。自身が日本球界屈指の「守備職人」や「バント職人」としても知られるようになった“要因”について持論を展開した。

 通算533本の犠打世界記録を持つなど「バントの神様」などの異名を持ち、その成功率は驚異の9割超え。守備でもゴールデン・グラブ賞6度と90年代の巨人を支えた川相氏だが番組冒頭「正直、入団した当時はたいしたことない選手だった。変わり者じゃなきゃプロの世界では通用しなかったと思います」とコメント。

 巨人には投手としてドラフト指名されるも入団後に内野手へ転向したことを振り返り「内野手としての基本みたいなものは全くなかったので入団当時、本当に一から守備の基本を教えていただきました」と当時のコーチ陣に感謝した。

 チームは自身のどんな才能を評価していたのかという質問が飛ぶと「そうですね。一番は投手としてのフィールディング。バント処理とかが凄く好きで、プロ入ってからバントをやる側になりましたけど、高校まではバントを防ぐ側でした。自分の中では高校レベルでも(自信をもって)上手いと思ってました。それがおそらくプロに入って内野手として活きたのではないかなと」と返答。バントも内野守備もプロに入ってから練習するようになったと明かした。

続きを表示

この記事のフォト

2023年1月19日のニュース