伊藤英明似の日本ハム6位・宮内 セットアッパーでチームの窮地救う“北の海猿”になる!

[ 2023年1月19日 06:00 ]

ブルペンで投球練習する宮内(撮影・沢田 明徳)
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 日本ハムのドラフト6位・宮内(日本製紙石巻)が、チームの窮地を救う“海猿”になる。18日、千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレで2度目のブルペン入り。捕手を立たせて直球のみ30球を投げ込んだサイド右腕は「徐々に出力を高めていければ。疲れもなくやれている」と、順調な調整ぶりを口にした。

 整った顔立ちは俳優の伊藤英明似で、明星大時代から似ていると言われてきたという。その伊藤が主演の人気映画「海猿」は海上保安官が主人公の物語。リリーフを主戦場にしてプロの扉を開いたサイド右腕は「海猿も“救援”ですもんね。意味は違うけど、そういう投手になれたら」とセットアッパーとして活躍する姿を思い描く。

 緊迫した場面も「緊張しない」という救援向きの性格だが、大勢の人前で話すのは大の苦手。しかし、新庄監督はファンにアピールできるお立ち台での「話し方」を重要視している。宮内は「“そうですね”も禁止なんですよね?ある意味、僕の課題です」と苦笑いを浮かべた。

 社会人時代に都市対抗に出場するなど、大舞台を経験済みの即戦力右腕。「いつも満塁やピンチの時に任されていたので、救援のイメージはできています」。ここからトーク力も磨き、チームの“主役”となる。(清藤 駿太)

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2023年1月19日のニュース